内祝いの相場と注意すべきポイント

2018年07月12日
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内祝いは本来は、家内でおめでたいことがあったときに、幸せのおすそ分けや報告という意味で行っていたものであり、祝いをいただいたかどうかには関係ないことでした。しかし近年では、お祝いを頂いたお返しという認識で問題はありません。

結婚や出産を始めとし、祝いを頂いた際には内祝いをすることがマナーです。しかしただ贈れば良いというものではなく、気をつけておかなくてはならない点は多々あります。その中でも気をつけておくべきなのが、金額です。

基本的には、祝いで頂いた金額の半額が相場となっていますが、高額を頂いた場合には、三分の一やそれ以下でも問題はなく、気持ちが大切ということは確かです。半返しを気にしすぎてしまい、頂いた金額の半分よりも多い金額となれば、かえって失礼に当たってしまうこともあるので気をつけなくてはなりません。

連名でお祝いを頂いた場合には、祝いの金額を人数で割って、その金額の半分程度の品物をそれぞれの人に個別に贈ることが望ましいですが、個別にするとなればかなり小額になってしまう場合には、一つにまとめてお菓子などを贈るという方法もあります。相手との関係性や頂いた金額を考えるようにして内祝いをしましょう。