結婚祝いのプレゼントにのしは必要か

2017年05月19日
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結婚祝いのプレゼントに対しては、のしをつけるべきでしょうか。しかし、よそよそしいことは嫌だからのしなしにしてもいいかな、と考えてしまうかもしれないでしょう。しかし、どんなに親しくても結婚内祝いに関してはのしは必要となります。

結婚祝いのプレゼントにのしは必要

結婚祝いに関してはプレゼントであってものしは必要となります。そして、のし紙を掛けていくよりも可愛いラッピングの方が気軽に受け取ってもらえるので「のしなし」にしたいといわれる人もいるでしょう。確かにのしについては大げさになるし重く堅苦しいかもしれないでしょう。

しかし、結婚といわれるのは人生の大切な節目でしょうし、非常に大きなことでしょう。あなたの結婚を重く感じています。本当におめでとうございます。といった意味で、日ごろより気軽に付き合っている相手に対してものしをつけるべきではないでしょうか。

つまり、結婚祝いといわれるのは二人に対して贈るものでしょうし、できる限り失礼が無いようにしたいものでしょう。そして、のし紙を贈り物にかけていくのは現在の一般的なマナーであり、一生に一度のお祝いです。

結婚祝いに対する水引の結び方とは

結婚祝いについては水引の先が上を向いている結びきりやあわじ結びを選ぶようにします。つまり、どちらでも大丈夫であり、簡単には解けない結び方で一度きりという意味になります。もともと結びきりに関しては関東式であり、あわじ結びは京都の正式な結び方となります。

つまり、京都においてはあわじ結び以外を使うことはほとんどないでしょう。あわじ結びはあわび結びとも言いますので、縁起が良いことから全国的にも使われるようになっています。つまり、結びきりよりもあわじ結びの方が少し豪華に見えますので若い人に好まれるらしいです。

また、何度あっても嬉しい出産祝いなどによるお祝いには蝶結びを使うようにします。

結婚祝いに対してのしに名前なしは失礼か

また、のしに対して名前を書かないことはマナー違反ではございません。もともと贈り物といわれるのは手渡しをしていくのが基本でした。つまり、直接会っていますので誰からもらっているのかはわかるでしょう。しかし、現在においては郵送することも多くなっていますし、いくつか贈り物が届いてわからなくなる場合がありますから、気遣いとして名前が書かれるようになっています。

これはお歳暮やお年賀も同じことでしょう。つまり、現在においても名前を書かずに手渡しといわれるのは普通にあることでしょうし、あるいはお返しは必要ないといわれる意味で名前を書かない人もいるでしょう。つまり、どちらかというと、名前を書く人の方がたくさんいるのかもしれませんが、書かなくても失礼なことではないでしょう。