目上の親族に贈ると喜ばれるものとは

2017年05月23日
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結婚の内祝いは、本来身内の幸せを分かち合うためのものです。ですので、両親や祖父母に送るのは、どうしても他人行儀に感じられて、贈るのをためらう人も沢山います。ですが、結婚をするということは、生まれ育った家族から、新しい家族を築くことになりますので、感謝の気持ちを込めて贈ってあげましょう。

身内の結婚祝いが高額すぎて、半返しが厳しい場合は

結婚内祝いの金額の相場は、大体結婚祝いの2分の1から3分の1程度だと言われています。親族や身内、ましてや祖父母にもなりますと、かなり高額なお祝い金を頂くこともあるでしょう。ですので、きちんと相場にあわせて用意をすると、かなり高額になり、予算が厳しいなんて人もいる筈です。

ですが、身内や親族も、何も必ず高額な品を求めているわけではありません。大切なのは気持ちです。無理のない範囲内で、きちんとお返しをすれば、文句を言われることもありません。まずは、新しい家族を築くための基盤づくりをきちんと行い、幸せな家庭を築くことを優先させましょう。

そうすれば、何よりも喜んでくれることでしょう。

名前入りの品物を贈る際に気をつけること

両親や身内に贈る品物は、時計やフォトフレームなどが人気があります。質の良い万年筆や、伝統工芸の器のセットなども喜ばれる事でしょう。また、物だと決めかねるという人は、旅行チケットを贈って、感謝の気持ちを込めて旅行に行ってもらうというのも、かなり喜ばれます。

また、一生の記念に残るようにと、結婚した日付や新郎新婦の名前を入れた品物を贈る際には、あまり文字を目立たせないように配慮をしましょう。あまりにも主張しすぎてしまいますと、もらった側も気兼ねなく使う事が出来なくなり、結果として押入れにずっとしまいっぱなしになる可能性もあります。

新郎新婦のローマ字表記の名前やイニシャルを、小さくシンプルに入れると、おしゃれで喜ばれるでしょう。

お互いの絆をより深めるためにも

身内や親族に結婚内祝いを贈るのは不要だという意見もありますが、やはりきちんとした形で、感謝の気持ちを伝えるのは大切です。独立をして、新しい家族を持つことの挨拶も兼ねて、しっかりと良い品を探してみましょう。

そうすることで、より心が伝わり、お互いの絆も深まる事でしょう。また、どんな品が良いかというのは、一人で判断をして決めるのではなく、きちんと夫婦間で相談をして決めることが大切です。

双方に同じ品を贈るのも良いですが、その家族に合わせた品を選ぶのも楽しいでしょう。気持ちをきちんと込めて贈れば、相手にもきちんと伝わります。祖父母への感謝の気持ちを込めて、良い品を贈りましょう。